【新社会人】仕事をより早く覚える方法とコツ

社会人基礎力・ビジネスマナー講座

【新人向け】仕事をより早く覚えて身につける方法とそのコツ

新しく入った会社、新しい部署、新しい仕事。初めてのことばかりで覚えることが多い時に役立つ、より効率的に仕事を覚える方法をご紹介します。具体的なポイント、コツをご紹介します。

最初はみんなゼロからスタート。

初めから「デキル」わけではありません。経験がなければできなくても不思議ではありません。

ただ、何もできない新人状態は「無能=ゼロ」ではありません。むしろマイナスです。なぜならそれでも給料は発生し、会社は支払います。また、上司は手を止め仕事を教えてくれます。それは現段階では会社全体の生産性を低下させています。新人は「ゼロからのスタート」という認識だと思いますが、会社はマイナスとして捉えていることを忘れてはいけません。求人活動や教育、あらゆるコスト・努力を投じて新人を一生懸命育てていることを認識しましょう。どの社会においても「支えられている」状態から始まっているのです。

そして今度はあなたが部下を持ち、教育係を兼ねて会社を支えていく人材へとステップアップしていくのです。

上司からの教えをマスターする。

最初は上司から教わったことを完全にできるようになりましょう。上司の一言一句、一挙手一投足の全てを完全に真似るようなイメージです。

教え通りのことがマスターできれば、スピードを上げたり、一部を効率化したり、細かな工夫を加えてみましょう。自分で工夫を加えることで「自分で考えてみろ!!そんなことを聞くな・・」と言った、上司からのよくある叱られポイントを回避できます。また、この工夫・思考が成長に繋がります。

ただし、あくまでも工夫程度で完全に違う動作を含んだり、一部の作業を省くなどは要注意。少し工夫をしてみては上司の反応を確認し、問題がないのかをチェックしましょう。とにかく初めは完全に真似るところから始めましょう。

メモを取るコツ。5W1Hやイラストを活用。

仕事の指示や、やり方を覚えるのに重要な「メモ」です。※今回は一般的に紙のメモのことを指します。

メモは後から正確に詳細を読み取れることが重要。それにはしっかりと要点を抑えてメモを取る必要があります。

メモにしっかりと情報を記録する上で「5W1H」を意識することは有効です。「5W1H」は英語の授業でも習ったと思いますが、おさらいすると「5W(When・いつ、Where・どこで、Who・だれが、What・なにを、Why・なぜ)」と「1H(How・どのように)」以上の英単語を意味しています。

これら5W1Hの全てをメモに取ることができれば、基本的にわからないところはなくなります。(数値などがあれば別途記録する必要はありますが。)

後は、メモを取る速度、筆記スピードが遅く、結果的にメモの内容が不十分になってしまう場合についてです。

私もそうでしたが、漢字が苦手で、勉強熱心でもなかったため、そもそも文字を書く機会があまりなく、文字を書くのがとても遅いです。そいうった方にオススメなのが、「絵・イラスト」を交えてメモる方法です。

時間やサイズについても、時間であれば時計風のイラストで表現したり、サイズ、例えば直径であれば丸に線を引いて数字を描いたり。モノの場所であれば間取り図を描いて表したり。

漢字などを書くよりは画数が少なく、正確かつスピーディーにメモを書き終えることができます。

あとは言うまでも無いことですが、(私のような漢字が苦手な人は)漢字は時間がかかるのでカタカナに置き換える。一発で完璧なメモを目指すのではなく、最低限自分なら読み取れる程度でメモをして、落ち着いてから新規にメモを作る。などもメモをスムーズに取るポイントです。

質問力を身に着けよう。

「質問力」とは、的確な質問をできる能力のことで、正しく必要な答えを得るために有効な能力です。抽象的ではなく具体的な質問をし、質問の答えをより現実性の高いものにできます。

自分で調べればわかるような質問をしたり、アバウトな質問をすれば「質問に対して疑問が残り、質問が帰ってくる」場合があります。これは大きな時間のロスと機会のロスです。

質問は知りたい情報を得るには良い方法です。しかし質問する際は自分が問われたらどうなのか。論理的思考に基づき一度考えてから質問しましょう。

まとめ

新しい仕事を覚えるのは大変ですが、同時に一番大きく成長できる時期でもあります。それにもちろん今の頑張りが今後に自分のためになります。「なかなか仕事を覚えられない・・・」「自分は無能なのか・・・」「早く身に着けないと。」そんな方の参考になれば幸いです。

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