この上司怒りすぎ・・・叱りを早く円滑に切り上げてもらう方法
仕事をしていると、時には上司に怒られてしまう、叱られてしまうこともあるでしょう。そして上司によっては通常よりも短気の様に思え、頻繁に叱ってくる方もいるかも知れません。
今回は、上司から叱られた時に波風立てずに、少しでも素早く済ませる方法をご紹介いたします。
とにかく強い言葉で叱りつけてくる人って世の中には居ますよね。辛いです。
社会に出て仕事をしていれば、時にはミスをしてしまうことがあるでしょう。失敗をすることは誰にでもあることです。そして、ミスをすれば上司に、指導を少し超えたような「叱り」を受ける事もあるでしょう 。
そして叱り(言葉表現)にも度合いがあって、上司によっては、人間性自体を否定する人や個性、性格を貶めるようなことを言ってくる、そんな強く否定的な叱り方をしてくる方も居るかと思います。 また他の誰かと比べて、お前はここが劣っていてどうしようもなくダメだと、相対評価的な表現をしてくる方もいるでしょう。
とてもつらいですし、心底落ち込んでしまいますよね。
ですが、そこまで深く凹む必要はありません。もちろん、心無い言葉を言われてしまえば意識をしなくても落ち込んでしまいます。それはどうこうできる問題ではないかもしれません。ただ、それでも、叱られる原因を改善できるのであれば改善して、今度は叱られにくくなるようにしていく、というのが問題解決への近道です。
※本来このような「劣っている点のみを主張した叱り方」は、はっきり申し上げて、部下に対する指導としては不適当であり、もしもあなたが出世をして部下を指導する立場になった際にはこのような叱り方はNGです。
叱られた理由を改善するのが基本
叱られる時間を短くすることそれ自体を考える前に、まずは大前提として叱られる理由を考える必要があります。叱られる理由がなければ叱られる頻度は大幅に少なくなるはずです。
叱られる理由というのは大抵は欠点です。なのでそれらを改善するということは自分自身のレベルアップにつながります。
ですから、叱られた部分はしっかり反省し、改善すべき点を明確にして直していく意識は持つようにしましょう。
叱りを上手く受け止めて、手早く済ませる方法
ここからは実際に上司からの怒り、お叱りを手早く済ませる方法についてご紹介していきます。
話しを聞く態度をとる。
相手のお叱り、お話を聞く態度を取りましょう。説教は会話の一種です。会話は「話し手」と「聞き手」に分かれていまして、その一方が欠けてしまうだけで成り立たなくなってしまいます。
繰り返しになりますが叱り・説教は会話の一種なので、叱られている自分が聞き手にならないといけません。
その上で「お叱り・説教」というのは「たわいない世間話」と比較して、内容的に必要性があったり感情的であったりします。なので、最後まで会話(説教)が行われないと終了されない可能性が高いです。
ですから話してに対してしっかりと「聞いているということを伝える」「話を聞く態度を取る」ことは非常に有効です。
具体的な聞く態度を取る方法についてはリンクした過去記事にて詳しくご紹介していますので、是非そちらをご参照ください。
改善策を言う。
指摘を受けた点について、これから取り掛かろうと予定している改善策についてを説明しましょう。示した改善策が合理的であれば説教の内容を完全に理解されたと相手に認識される為、叱り・説教は終了します。
説教内容の復唱。
改善策を明確に言えないのであれば、説教指摘されている内容を端的にまとめて復唱しましょう。これも相手にしっかりと話を聞いているということを伝えられるので、手早く済ますことに対して有効です。
謝罪ではなく感謝の言葉を伝える。
平謝りは効果があまりありません。
「申し訳ありません。」「以後気を付けます。」などの謝る言葉ではなく、「ご指摘頂きありがとうございます。」や「勉強になります。」などご指導ありがとうございますという、感謝を含む言葉を伝えましょう。
「はい。」などのあいづちの代わりに言うかたちです。
おまけ。平常時から「ご指導ありがとうございます。」と感謝を伝える。
説教を受けていない時に、以前、指摘を受けた点について「おかげさまで改善いたしました。ご指摘いただきありがとうございます。」といったような感謝を伝えましょう。
これは人間関係を良くし、怒られにくくする要素です。 ※「良い子過ぎて怒りが沸かない。」など、相手の精神的にも理不尽な怒り方をされる事に対する抑止力になる場合があります。
まとめ
説教・叱りを上手く受け止めて、手早く済ませる方法でした。基本的に上司は叱った意味を感じないと終わらず、また同じ内容の説教を繰り返される可能性があります。なので今後のためにも、説教を手早く済ませる方法については意識しつつ、指摘された悪い部分は可能な限り改善していきましょう。