【仕事】携帯・スマホから電話をする際の注意

社会人基礎力・ビジネスマナー講座

スマホ・携帯電話から電話をかける際の注意点

携帯電話・スマートフォンから会社・取引先に電話をかける際の注意点をご紹介いたします。
固定電話と違って外の環境やメモを取れる環境などがあるかないかなど、意外とたくさんの違いがあります。

極力相手に迷惑をかけないようにするためにはどうしたらいいのか?と言った点について今回は注目していきます。

スマホ・携帯ならではの注意ポイント

周囲の音に注意

電話をかける環境によっては外の音に注意した方が良いかもしれません。
自動車や電車の中から電話をかける場合は、言うまでもなく騒音が相手に伝わることもあるでしょう。ですから、騒音が大きいと思われる場合は騒音にかき消されない様に 、声を少し大きめにすると良いでしょう。
一応、携帯・スマホには通話時の騒音を相手に伝わりにくくするノイズリダクション・騒音除去機能が多くの機種で搭載されています。なので騒音が多少あっても、意外と屋内からの電話と同等の音質で聞いて頂ける場合も多いです。
とは言っても、例えばお店の中の場合店内にかかるBGMなどの音楽、あるいはアナウンスなど声に近い音が再生されている場合は相手に丸聞こえになってしまう場合がありますのでノイズ除去機能への過信は厳禁です。
基本的には静かなところへ移動してから電話を掛けると良いでしょう。

電池残量に注意

携帯電話・スマートフォンは電池(充電式・バッテリー)で駆動していることがほとんどです。当然、電池がなくなってしまえば通話はできません。
「電話」はそこまで電池の消費が激しい使用方法ではありませんが、電波環境が悪い場合、意外と早く電池が消耗することがあります。

電話をする前には電池残量が十分あることを確認しておきましょう。

電波環境に注意

通信環境・電波強度に注意しましょう。例えば移動中であれば、トンネルなどへ突入することはないか。地下へ入ってしまうことはないか。電波環境に障害はないかを考えましょう。
また、先程もお話しましたが、電波環境が悪い状態は、通常よりも多くバッテリーを消費することがあるのでそちらにも注意が必要です。

メモやスケジュールを確認できるようにしましょう。

これは携帯から掛ける場合だけでなく、固定電話から掛ける場合でも同様ですね。
ただ、携帯電話・スマートフォンを使用しているということを忘れてはいけません。スマホを受話器(電話機)として使用している最中は、その他の作業がしにくいです。受話器としてスマホ・携帯を耳に当てている以上、例えば、スケジュールアプリなどを並行して見ることはできませんよね。またスマホの場合、薄くて重いので、顎と肩挟む形でホールドして、両手を空けるといったこともしにくいです。
ですから、紙の通常のスケジュール帳を用意するか、あるいは、ヘッドセットなどの通話中のスマホ作業、ハンズフリーを可能にするグッズを活用しましょう。

自分の周りへの配慮も。

電話相手に対して、自分の周りの環境が迷惑になるかということだけでなく、逆に自分の電話をしている際の声などが自分の周りの人、あるいは環境に対して迷惑になっていないかも注意しましょう。電話を少しだけしようと考えていても、予想以上に長引いてしまうことも考えられます。
それから、周りに人がいる場合、その人たちに会話の内容を聞かれてしまう恐れがあると考えましょう。
例えば、電話をしていると相手の電話番号であったり、相手の名前だったり、個人情報を言葉にすることがあると思います。そういったプライバシーに関する情報は、基本的に他の人に聞かれるのはよくありません。ですから自分の周りに人がいるか、そしてそれが聞かれてしまう状況にあるのか。そういったところも注意しましょう。

以上を踏まえ問題があれば一声入れておくと良い。

「携帯電話から失礼いたします。」と一声お知らせをしておくと良いでしょう。騒音が入っても「携帯なら外にいるのかな?」と、理由を把握して頂けるので相手のためになります。また、少し手間取っても「外で携帯電を使っているから仕方ないかな。」と理解して頂ける場合もあり、双方のためになります。

まとめ

スマートフォン・携帯電話から会社・取引先(相手)に電話をかける際の注意点をご紹介いたしました。

電話は相手のことを考えるのが第一です。相手に不安や迷惑を与えないように注意しましょう。

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