IE・インダストリアルエンジニアになるには?仕事内容・資格・やりがい等について。
IE・インダストリアルエンジニアというお仕事についてのお話です。
IE・インダストリアルエンジニアの仕事内容と、就く為の方法、やりがいや資格など解説していきます。
IE・インダストリアルエンジニアの仕事内容「どんな仕事?」
インダストリアルエンジニアの仕事は、主に工場作業などにおける、人間や機械の仕事の流れで無駄な部分や無理な部分など(ムリ・ムダ・ムラ)の最適化可能な部分を発見し効率化を行うプロセスを科学的に設計・実行する仕事です。
インダストリアルエンジニアの仕事を一言でまとめると、仕事における仕組みづくりや、効率化を行うことが仕事となります。
インダストリアルエンジニアの仕事は本来インダストリアルつまり工業的な部分についての考え方枠組みでしたが、 近年では製造業以外でも他の業種、例えば事務処理、接客、物流など、様々な分野で応用されています。
IE・インダストリアルエンジニアの働く場所「どこで活躍するの?」
インダストリアルエンジニアとして働く場所、活躍する場所は主に企業内の総務部や管理部などです。
また企業の業務の効率化を専門とするコンサルティング会社で、インダストリアルエンジニアリングの専門家として、またはコンサルタントとして他社の業務を携わるという方法もあります。
IE・インダストリアルエンジニアになるには?
インダストリアルエンジニアになるために必要な学歴や資格はありませんが、企業に就職してその中でこの仕事に携わる方法としては、総務部や管理部、生産管理などへ配属され経験を積む必要があります。
そして該当部署へ就職するためには、大学あるいは大学院にて経営工学、産業工学などの学部学科を卒業すると良いです。※面接でも相談すると良いです。
それから、後ほどご紹介しますがインダストリアルエンジニアに関する資格もあるので、取得するとIEを目指す上で有利になるでしょう。
やりがい。どんな人に向いているのか。
どんな人に向いてるのかについてですが、インダストリアルエンジニアリングは、様々な物の効率化を図るスキームであり、あてずっぽうやセンスではありません。なので論理的思考ができる方に向いているでしょう。
またやりがいについてですが、効率化はヒトモノカネ全てに影響を与えます、そしてそれらは会社の従業員の幸福度や社会への貢献度などで表面化されます。IEとしての仕事をうまくできた時は、まさに誰かのためになるので、そういった部分にやりがいを感じることでしょう。
IE・インダストリアルエンジニアの年収・月収(参考収入)
年収・月収は就職する会社によって異なります。インダストリアルエンジニアの資格を取得している場合で相手が出たり、業績によってはボーナスが増えることも考えられます。
必要な学歴や資格
必須ではありませんが、資格はあります。
インダストリアルエンジニア(IE)技能士
※名称は技術士(経営工学部門)。開催は日本インダストリアル・エンジニアリング協会。