宝石鑑定者・鑑別者になるには?仕事内容・資格・やりがい等について。

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宝石鑑定者・宝石鑑別者になるには?仕事内容・資格・やりがい等について。

宝石鑑定者・宝石鑑別者(グラジュエイトジェモロジスト、GG、Graduate Gemologist)というお仕事についてのお話です。鑑定者は宝石ソーター、宝石鑑定士。鑑別者は宝石鑑別士とも呼ばれます。
今回は、宝石鑑定者・宝石鑑別者の仕事内容と、就く為の方法、やりがいや資格など解説していきます。

宝石鑑定者・宝石鑑別者の仕事内容「どんな仕事?」

宝石が本物であるかどうかや宝石の種類、そして等級などを見極めるのが宝石鑑定・宝石鑑別の仕事となります。

宝石鑑定は石の種類、例えばダイヤモンドやルビー、サファイア、エメラルドなどを見分けることです。

そして宝石鑑別は、キャラット(重量)やクラリティ(内包物)、カット、カラー(透明度・色)のダイアモンドの評価規格で有名な4Cを代表とする一定の指標を見て石の等級を見極めることです。

宝石鑑定者・宝石鑑別者の働く場所「どこで活躍するの?」

主な働く場所、活躍場所はアクセサリー類の製造業、宝石商、宝石類の卸売、製造、販売業、宝石類の輸出入業、宝石店、質屋、リサイクルショップなどがあります。

質屋などは全国的に展開していますし、働く場所にこだわらなければ就職はそれほど難しくはありません。

宝石鑑定者・宝石鑑別者になるには?

必要な資格や学歴はありません。基本的には上記で説明した業種の企業へ就職するというのが一般的です。

やりがい。どんな人に向いているのか。

どんな人に向いてるのかについてですが、もちろんジュエリー・宝石を取り扱う仕事なので宝石類が好きだという方には向いてるでしょう。また宝石はサイズが小さいことがあります。なので拡大鏡などを覗き細かな作業をすることが多いので、細かい作業が苦手ではない方に向いています。また宝石には種類が多くあるので探究心なども必要です。
質屋や宝石店などは接客を伴うので、基本的なコミュニケーション能力やホスピタリティを求められます。

宝石鑑定者・宝石鑑別者の年収・月収(参考収入)

月給 約22万円~

あくまで一例ですが、資格や経験を持たない鑑定士(見習い)としての給料、実際にある求人の給料は以上です。

必要な学歴や資格

宝石鑑定士や宝石鑑別者として求められる学歴や必要な資格はありません。ただし、あると有利な資格はあります。

民間・国際資格(検定・認定)
グラジュエイトジェモロジスト (GG) GIJ JAPAN
https://www.gia.edu/JP/gem-education/program-graduate-gemologist

米国宝石学会宝石鑑定士とも言う認定資格で、宝石鑑定・鑑別に関する技術を認められた証となります。国際的に有名な認定となります。

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