DTPデザイナーになるには？仕事内容・資格・やりがい等について。
DTP（Desk Top Publishing）デザイナーというお仕事についてのお話です。
DTPデザイナーの仕事内容と、就く為の方法、やりがいや資格など解説していきます。
DTPデザイナーの仕事内容「どんな仕事？」
DTP デザイナーの仕事内容は、コンピューターを使って出版物の設計デザインをすることです。
従来は紙と製図ツール、あるいは専用の端末などを使って行なっていた作業をコンピューター（パソコン・汎用）を使ってパソコンのディスプレイ上で設計作業を行います。
パソコンのデザインソフト上で写真や文字図柄などを配置して、雑誌や書籍ポスター、チラシなどを製作します。
主に出版社や、あるいはチラシの発注元などが大まかな企画を作り、それを元にDTPデザイナーがレイアウトをデザインしていくという流れになります。
DTPデザイナーの働く場所「どこで活躍するの？」
DTP デザイナーの働く場所としては主に二つ。
一つ目は出版やデザインを行う企業です。
もう一つは技術を身につけ独立し個人でデザイン事務所を構えることです。
コンピューター（主にアップルのMacが人気）とデザインソフト使えればDTPデザイナーの作業そのものは可能ですので、比較的独立・個人営業しやすいビジネスです。
DTPデザイナーになるには？
DTPデザイナーには二つの働き方があるとご紹介しましたが、その仕事に就く方法をそれぞれご紹介します。
企業で働く
DTPデザイナーとして企業で働くためには、デザイン事務所や印刷会社、出版社、広告代理店などへ就職する必要があります。もしくはDTP デザイナーという人材を取り扱う派遣会社へ就職するという手もあります。
基本的にはDTPデザイナーになるために必要な学歴や資格はありません。どちらかといえば実力が問われる仕事になります。なので就職にあたっては印刷物や出版物などを作った経験、あるいは専門学校や大学で出版に関して学んだりすると有利になるでしょう。
個人で働く
DTPデザイナーとして個人で働く場合は、技術と最低限必要な機材がないといけません。 個人で働く場合クライアントとの取引は営業をしなければ基本的にはありません。なので出版会社や広告代理店などとのコミュニケーションが必要です。
ただし現在の場合はオンラインにおける仕事斡旋、クラウドワークなどがあります。なのでまずはそういったところで実績を作り、信頼や人脈を築き上げるところから始めるというのも良いです。クライアントから能力を認められれば、タスクを回してもらえるようになります。
やりがい。どんな人に向いているのか。
DTPデザイナーはその名の通りデザイン職、専門職になります。なのでデザインに必要な技術、そしてセンスが必要です。また雑誌のデザインや、広告のデザインといった何かに特化するというのも個人で活動する場合は特に有利に働くと考えられるので、何か一つを極めていくといったような精神がある方にも向いているでしょう。
やりがいについては、自分の作ったものが多くの人の目に触れる、そしてその人の心を動かしたり、印象に残ったりします。そういった部分に やりがいを感じることでしょう。
DTPデザイナーの年収・月収（参考収入）
月収：約19万円～
実際の求人としては以上となります
必要な学歴や資格
DTPデザイナーになるために必要な学歴や資格はありません。ただし、あると実力を示すことができる検定や資格はあります。
国家資格
プリプレス技能士（1級、2級）※製版技能士とも言う
民間・検定
ボーンデジタルの「DTP検定」
JAGAT – 公益社団法人日本印刷技術協会の「DTPエキスパート」
関連職業
DTPオペレーター
