家庭犬トレーナー(CDT)になるには。仕事内容や資格などをご紹介します。ドッグトレーナー

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「家庭犬トレーナー(CDT)」になるには?仕事内容・資格・やりがい等について。

家庭犬トレーナー(CDT)というお仕事についてのお話です。
家庭犬トレーナー(CDT=Companion Dog Trainer:コンパニオン・ドッグ・トレーナー)以外にも、単にドッグトレーナーや家庭用犬訓練士とも呼ばれます。
今回は家庭犬トレーナーの仕事内容と、就く為の方法、やりがいや資格など解説していきます。

当記事における「ドックトレーナー」の範囲について。

※※ドックトレーナーと記述しますが、(家庭)ドッグトレーナーであり、職業犬(警察犬、盲導犬、聴導犬など)のトレーナのことは含まない内容となっています。職業犬トレーナーの仕事については、別でご参照ください。※※

職業犬トレーナー – 盲導犬トレーナー(盲導犬訓練士)
https://careersort.net/moudouken/

家庭犬トレーナーの仕事内容「どんな仕事?」

人間と犬が仲良く暮らせるよう、犬に最低限(生活求められる)のマナーを教える仕事になります。

一人の家族として扱う場合人間と同じような最低限度のマナーというものがあります。
例えば家の中のトイレの場所を覚えて排泄は一箇所で行うこと。無駄に吠えないこと。他の犬に対して害を加えないようにすること。家族を含む人間に対して害を加えないようにすること。
以上のような用件は共に家族として暮らすために必要なマナー・しつけになります。

以上のような基本的なしつけをするというのがドッグトレーナーの役割になります。
また飼い主が飼い犬に対して、その犬にあった正しいしつけの方法や、正しい飼育方法などを飼い主に対して指導するというお仕事も含まれています。

日本では犬や猫といったような愛玩動物を一人の家族として大切に扱う傾向はありますか、やはりその中でも動物を捨ててしまうという人・ケースもございます。
そして犬や猫を捨てるケースの中には犬に対し適切なしつけが行われなかったというのが原因となっている場合があります。

ドッグトレーナーというのは、犬と人間が共存できる快適な環境を作る手助けをする、基本的なしつけを指導するのが仕事であり、結果的にそういった捨て犬といったような大きな問題と解決をする仕事にもなります。

家庭犬トレーナーの働く場所「どこで活躍するの?」

ドッグトレーナーは、ペット訓練所、しつけ教室、ドッグスクール、などワンちゃんへしつけを行う会社組織・団体で主に働いています。

またペットショップや動物の保健所などで、これから買われる(飼われる)予定のご家族様への指導などでも活躍します。

ペットショップや、動物病院、保健所などのスタッフがドッグトレーナーを兼任する場合もあります。

家庭犬トレーナーになるには?

主にドッグスクールやペットのしつけ教室、ペット訓練所などへ就職する方法があります。あるいはペットショップや動物病院などへ就職をして、兼任するという形でドッグトレーナーになるという方法もございます。

家庭犬トレーナーになるために必要な学歴や資格はありませんが、あると有利になる資格はあります。
NPO法人 日本動物衛生看護師協会(JAHTA)のCDT コンパニオン・ドッグ・トレーナーです。※他にもあります。

やりがい。どんな人に向いているのか。

動物が好きな方に向いています。ただただワンちゃんが大好きということではなくて、どちらかというと犬と人が共存する社会を作りたい、または、そういった文化が好きだと言う方により向いていると考えられます。

それから人間相手ではなく当然、犬を相手にしているので、人間のように言って分かるというものではありません。ですから根気よく何度も何度も同じことをし続けていくそういった根気や辛抱強さもないといけません。

現在、ペットを飼われる家庭が増え、その中で引き起こされる動物虐待や捨て犬といったような社会問題が発生しています。この仕事は、そのような問題の解決になることから、捨て犬問題などを解決すると言う、社会的にも価値のあるお仕事になります。なのでそういった部分に大きなやりがいがあるでしょう。もちろん、犬と人が共存できる幸せな家庭環境をサポートするということもやりがいになることでしょう。

家庭犬トレーナーの年収・月収(参考収入)

月給15万~30万円が相場です。
家庭犬トレーナーの収入は比較的少ない状態です。

一部、首都圏においては通常と同等の給料が得られるケースもありますが、地方などでは月収が13万円強程度、またはそれ以下の低賃金になってしまう場合もあります。その場合、専業ではなく、兼任のドックトレーナーとして活動することになるでしょう。

一般的な仕事においても同様ですが、地方の方が首都圏よりも給料が少なくなる傾向にあります。ただし家庭犬トレーナーの場合特に首都圏と地方との給料差があります。
その理由に関してですが地方は犬を家の中以外に、外で飼うこともできます。しかしながら首都圏・都会では、マンションなど家の中だけで飼うというケースもあります。その場合しつけはより重要となります。夜に遠吠えなどをされた場合深刻な騒音問題にされるケースもあるほどです。よってニーズ(正に必要性)があるため、首都圏が高収入になっているというのが現状のようです。

必要な学歴や資格

家庭犬トレーナーになるために必要とされる学歴や資格はありません。

公的な国家資格はありませんが民間の資格はあります。家庭犬トレーナーの求人募集の中には資格保有の有無を問わない資格不問のケースもありますが、それと同時にコンパニオンドッグトレーナーの資格を保有している方を優遇する場合も多いので取っておいて損はないでしょう。ちなみに、有資格者を優遇という求人も、どの資格という資格の指定はあまり見られませんでした。

民間認定資格
特定非営利活動法人日本動物衛生看護師協会(JAHTA) CDT コンパニオン・ドッグ・トレーナー
ジャパンケネルクラブ 公認訓練士

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