AV設備設計者(音響設計)になるには?仕事内容・資格・やりがい等について。
AV(オーディオ・ビジュアル)設備設計者・音響設計者というお仕事についてです。
AV設備設計者の仕事内容と、就く為の方法、やりがいや資格など、解説していきます。
AV設備設計者の仕事内容「どんな仕事?」
AV 設備設計者の仕事内容についてです。主な仕事内容はコンサートホールや映画館、劇場、音楽スタジオ、無響室、水族館など映像や音楽・音に関わる施設に音響設備を設置・設計するお仕事です。
一言にAV設備設計者、音響設計者と言っても、例えば案件として、音楽の録音スタジオでのお仕事を想定した場合でも、「防音室の設計」「最適なレコーディング機材・システムの構築」「システムの導入」1から100まで全てに関わります。
それからこのような、スタジオやホールなどの屋内施設以外でも、例えば野外におけるイベントでの音響設備の設計など、様々なケースがあります。
基本的にはエンターテイメントになりますので今後より一層進化していく、活用が広がっていく可能性があります。※エンターテイメント以外にも、交通安全や障害者支援などの分野での活躍もあります。
AV設備設計者の働く場所「どこで活躍するの?」
音響設備の開発をしているメーカーや、 スピーカーやマイク、アンプ、吸音材、防音技術など、設備を導入する建築会社・設備会社に就職し働くというのが一般的です。
設計者として独立し設計事務所を個人で経営するということも可能ではあります。
それから、一応、オーディオビジュアルというのはアートの側面も存在しますので、アーティスト・芸術家として個人で仕事をするということも不可能ではありません。が非常に稀なケースです。
AV設備設計者になるには?
音響設備メーカーや設備会社建築会社とに就職する必要があります。
そこで技術・研究職である、 AV設備設計者・音響設計者になりたいということであれば、大学または大学院で、建築学などを専攻していると有利です。
やりがい。どんな人に向いているのか。
エンターテインメントが好きな人、ものづくりが好きな人に向いていると思われます。
音というのは目に見えないものなので奥が深いです。なので研究精神を持っている方に適していると考えます。
AV設備設計者の年収・月収(参考収入)
実際の求人としては年収350万円~などがありました。
会社の規模、取り扱う案件の規模にもよります。
必要な学歴や資格
AV設備設計者・音響設備設計者になるために、必須となる資格や学歴はありません。
ただし、大学または大学院で、建築学を専攻したり、建築士や電気工事士など関連資格の取得も視野にいれると良いでしょう。