キャリアカウンセラー(CDA)になるには?仕事内容・資格・やりがい等について。
キャリアカウンセラー(CDA)というお仕事についてのお話です。
キャリアカウンセラーの仕事内容と、就く為の方法、やりがいや資格など解説していきます。
キャリアカウンセラーの仕事内容「どんな仕事?」
キャリアカウンセラー(CDA=Career Development Adviser:キャリア・デベロップメント・アドバイザー)、キャリアコンサルタント、キャリアアドバイザーとも呼ばれますね。
キャリアカウンセラーは、顧客の職業・仕事について、指導・アドバイスするのが仕事です。
お客様個人の特徴、趣味や性格・能力など、傾向に合わせて最適な職業選択が可能になるよう専門的な知識を持って支援していきます。
就職だけでなく、就職後のキャリアアップや会社内における仕事関係の悩みの解決など、職業生活における全面的なサポートを行う仕事もあります。
キャリアカウンセラーの働く場所「どこで活躍するの?」
キャリアカウンセラーの活動場所は主に、ハローワークや学校の就職支援センター、人材研修会社、求人広告会社・人材紹介エージェント、人材派遣会社、などがあります。
また、大企業であれば社内の人事や総務部にキャリアカウンセラーを常時保有することもあるので、活動場所は多々あります。
経験を積めば独立も可能です。職業相談や人事など、人材面におけるビジネスコンサルティング、教育担当などが個人として行える業務としてあげられます。
キャリアカウンセラーになるには?
一般的には企業に就職し、人事・採用担当などで経験を積んで、その後キャリアカウンセラーとなるのが道としてあります。
専門のキャリアカウンセラーになるために必要な資格や学歴はありませんが、社会人経験は豊富な方が有利です。そのため複数の会社での勤務経験や、民間企業と公務員の両方の経験、あるいは国内外の有名な大企業などでの人事経験などなど、経験・経歴として価値のあるものを持っていると非常有利にはたらきます。
ここまで見るとかなりなるのが難しそうに思えてしまうかもしれません。実際にとても簡単だと言えるものではありませんが、しかし、現実には数多くの人材紹介会社、人材派遣会社等、キャリアコンサルティングを行う企業はあります。なので、そういった企業で働き(このような会社は全員が人事兼営業のようなスタイルなので・・・)経験を蓄積していくという道は、比較的容易かつ合理的でもあります。
やりがい。どんな人に向いているのか。
人との関わり合いがあるので、人と話すのが好きという方に向いています。
その上で、人の考えや悩みを聞き取り把握する能力、そして基本的なコミュニケーション能力が求められます。
やりがいに関しては、お客様の人生を仕事という面から、より豊かにして差し上げることができるので、人助けになります。人助けという点で非常にやりがいのあるお仕事です。
また会社に就職して、考えていたのと違う、予想していたのと違うといったような、いわゆるミスマッチというものが存在します。そしてキャリアカウンセラーはこのミスマッチをいかに減らすのかというのが1つの課題になっています。このミスマッチを減らすことをというのは社会全体の生産性の向上につながるため、このような社会全体という大きな視点から見ても非常に価値があり、それは十分やりがいに繋がるでしょう。
キャリアカウンセラーの年収・月収(参考収入)
実際に月給25万円~や、高い件では月35万円~などの求人があります。
経歴が必要な仕事なので比較的良い収入となります。
必要な学歴や資格
キャリアカウンセラーになるために必要とされる学歴や資格というのはありませんどちらかと言うと経歴・経験など実力・知識が求められます。
資格に関してですが、国家資格はありませんが民間資格はあります。
日本キャリア開発協会(JCDA)
- CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)資格
学校の場合、キャリアカウンセラー養成の専門学校や、大学あるいは大学院にて心理学や経営学系など、関係した学科を卒業すると有利になります。